海外旅行に行くとなると準備しないといけないもののひとつがスーツケースです。
海外旅行経験がない方や、新しく買い換える際には、サイズや選び方のポイントを押さえておきたいですよね。
そこで今回はスーツケースの選び方を紹介していきたいと思います。
結論から言ってしまえば、私はフレームタイプで65L前後のものをおすすめしたいです。
その理由も含めて解説していきますので、この記事を読んで自分の旅に合うキャリーバックを見つけて下さいね。
目次
スーツケースのタイプ
スーツケースには「ファスナータイプ」と「フレームタイプ」があります。
違いは閉める部分がファスナーのものか、アルミ製のフレームかの違いです。
この2つのタイプは、それぞれメリット、デメリットがあります。
ファスナータイプのスーツケースのメリット・デメリット
ファスナータイプの最大のメリットは軽さです。
フレームタイプよりも金属部分が少ないため少し軽めになっています。
本体の重さが軽いので、お土産をたっぷり詰められます。
また、ダブルファスナーでマチを広げることができるものもあります。
デメリットは、衝撃を吸収しやすいという点です。
衝撃を吸収しやすいため、スーツケース自体の破損は少なく長持ちしますが、スーツケースの中身にも衝撃が伝わってしまいます。
そのため、中に割れ物などが入っていると少し心配です。
ファスナータイプは、「割れ物・壊れ物のお土産を買わない人」「とにかくお土産をたくさん詰めて帰りたい人」におすすめです。
フレームタイプのスーツケースのメリット・デメリット
フレームタイプのメリットは、頑丈であるという点です。
衝撃が中まで伝わりずらいため、中の荷物の保護についてはフレームタイプよりも優れています。
また、布部分がなく、持ち上げた時にたわむことがなく安定しているので、階段の昇り降りなどはフレームタイプの方が楽です。
デメリットは、本体が重いという点です。
ファスナータイプとは反対に使っている金属が多いため重くなっています。
また、衝撃を吸収しないためスーツケース自体はファスナータイプよりも破損しやすいかもしれません。
フレームタイプは、「割れ物・壊れ物を買う予定がある人」「エレベーターやエスカレーターが少ない土地に行く人」におすすめです。
スーツケースのサイズ
スーツケースのサイズを左右するのは宿泊日数と季節です。
夏場は薄手の服が多いですが、冬場はどうしても衣類がかさばってしまいます。
季節と宿泊日数を加味しながら、少し大きめのスーツケースを選ぶといいですよ。
〜40L
1〜3泊用です。
日本国内の旅行やアジアなど短期の海外旅行で使いやすいサイズです。
41〜65L
3〜5泊用です。
短めの海外旅行で使いやすいサイズで、夏場ならお土産も十分入ります。
66L〜
5泊以上の宿泊用です。
長期滞在になる場合やとにかくお土産をたくさん買いたい人にぴったりのサイズです。
スーツケースの選び方
スーツケースのサイズと重さ
スーツケースを航空会社に預ける際、航空会社によって無料で預けられる大きさが決められています。
国際線の基準では、総外寸が158cm以内の場合が多くなっています。
そのためスーツケースをレンタル、購入する際には必ず大きさをチェックして下さい。
超過してしまうと、追加料金がかかる場合や預け入れができない場合があります。
また、重さについても、国際線ではエコノミーで1つあたり23kg、国内線だと20kgが目安になっています。
中で物が動かないのようにパッキングができれば、中の荷物が動かないのでお土産の箱つぶれなども少なくベストです。
欲張ってサイズが158cmギリギリのものにお土産をきっちり詰めると、重さ超過して空港でパッキングしなおすなんてことにもなりかねません。
旅の日程と目的に合わせて、適度な大きさのものを選びましょう。
キャスターの数は要チェック
サイズと重さ以外にもチェックして欲しいのはキャスターの数です。
キャスターとは、スーツケースについているタイヤ部分、いわゆるコロコロです。
キャスターは4つ付いた物を強くおすすめします。
海外旅行では荷物が重くなりがちで両手で押して動かせるスーツケースは非常に重宝します。
以前キャスターが2つしかないスーツケースで旅行に行ったら、腕が疲れて旅行を楽しみきれなかったことがありました。
私の二の舞にならないように、きちんとチェックしてレンタルや購入をしてくださいね。
おすすめスーツケースは「フレームタイプの65L」
私がおすすめしたいのは「フレームタイプで容量が65L前後のスーツケース」です!
このタイプは本当に万能で、長めの国内旅行でも使うことができます。
私は年に2回ほどヨーロッパに行っていますが、お酒をお土産にすることが多いので、衝撃が中に伝わりにくいフレームタイプを選んでいます。
また、パリをはじめとしてエレベーターやエスカレーターが少ない都市も多いので、階段の昇り降りで負担が少ないという点もフレームタイプの良いところです。
容量については、フレームタイプだとどうしても本体が少し重くなるのと、瓶など重いものを買うので、65L前後のサイズで隙間なくパッキングしています。
そうすると20kg少し手前ぐらいになることが多いのでちょうど良いですよ。
海外旅行におすすめのスーツケースの選び方まとめ
それでは、ここまでのスーツケースの選び方のおさらいです。
- 「軽さ重視でとにかくお土産を買いたい人」はファスナータイプ
- 「割れ物・壊れ物を買う予定のある人」はフレームタイプ
- 総外寸が158cm以内のスーツケースを選ぶ
- 旅の日程や目的に合ったサイズを選ぶ
- キャスターが4つある
以上のことを踏まえてスーツケースを選びましょう。
自分のお気に入りを見つけて、旅行を楽しんでくださいね!